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弁護士法人心 大阪法律事務所

労災の申請で注意すべき点

  • 文責:所長 弁護士 大澤耕平
  • 最終更新日:2023年10月3日

1 労災事故発生後の流れ

労災事故が発生したら、それによりケガをしている場合はすぐに病院を受診し、会社へ労災事故が発生したことを報告し、①事故が発生した場所、②日時、③発生した状況、④負傷内容などを伝えてください。

そして、勤務先に労災保険へ療養(補償)給付や休業(補償)給付の手続きを取ってもらうようにしてください。

2 労災の申請で注意すべきこと

労災事故により労働者が被災した場合、被災労働者は、労災保険から治療費や休業損害の支給を受けられる他に、労災事故発生について勤務先等に安全配慮義務違反などが認められる場合には、勤務先などに対し、慰謝料などの損害賠償請求などを行うことができます。

勤務先などの安全配慮義務違反の有無について判断するに当たっては、どのような状況で労災事故が発生したかが重要となります。

勤務先は、労災事故が発生した場合、労使保険へ事故発生時の状況等を報告します。

この報告内容は、労災事故発生状況を判断する上で、資料として扱われるため、被災労働者は、勤務先が労基署に対し労災事故発生状況を正しく報告しているかどうかに注意しておくことが重要です。

勤務先がどのように労基署に労災事故発生の状況等を報告するかは、確認が難しい場合もあるかと思います。

そのような場合でも、ご自身が勤務先に労災事故のことを報告する際に、念のため資料が残る形式で報告し、いつ、どのように事故発生状況を報告したかということを後から確認できるようにしておくとよいと思います。

3 損害賠償請求を検討されている方へ

労災事故で勤務先等への損害賠償請求を検討されている方は、弁護士にご相談ください。

労災保険からは、慰謝料や休業損害の全額の支給を受けることができません。

被災労働者の方からの相談は原則無料で受け付けておりますので、勤務先等に労災保険から支給されない慰謝料などの損害賠償請求を検討されている方は、お気軽に当法人にご相談ください。

勤務先等にどのような安全配慮義務違反などを問えるのか、弁護士が事故発生状況等から判断し、相談に乗らせていただきます。

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