むちうちの痛みが後から出てきた場合のQ&A
むちうちの痛みが後から出てきた場合にはどうすれば良いですか?
交通事故に遭い、その後にむちうちの痛みが出てくるようなケースは多いかと思います。
交通事故直後は興奮状態になることが多く、アドレナリンの分泌などによって痛みを感じにくくなるようです。
そのため、上記のように交通事故からしばらく経ったタイミングでむちうちの痛みが出現することがケースとしてあるようです。
このような場合には、できるだけ早くに病院へ通院し、医師にむちうちの痛みが出てきたことを伝えると良いです。
できるだけ早く症状を伝えないといけないのは何故ですか?
一般的に交通事故による怪我と認められるためには、事故から2週間以内に症状が出現している必要があるからです。
2週間以上経過した後に訴えのあった症状については、基本的に交通事故によって生じた怪我であるとは認められなくなってしまいます。
そのため、相手方の任意保険会社や自賠責保険会社から訴えのあった症状については交通事故との因果関係が認められないものとして、治療費の支払いを拒否されてしまう可能性があります。
むちうちの痛みが後から出てきた場合には、できるだけ早くに病院へ行き、医師に症状を伝えるようにしましょう。
症状を伝えるまでに2週間を超えてしまった場合はどうすればいいですか?
まず、上記で見たとおり、基本的に2週間を超えて訴えのあった症状については交通事故との因果関係が認められなくなってしまいます。
ですので、そもそも2週間以内に初診にも行っていないとなれば、治療費等の請求をするのが困難となります。
初診は受けており、2週間以内にむちうちの痛みが出てきたものの、それを医師に伝えるまでに2週間が経過してしまった場合には、できるだけ早くに通院し、症状を医師に伝え、その際には、いつその痛みが出てきたのかをしっかり伝えると良いです。
上記のような対応をしたとしても交通事故との因果関係を否定されるリスクはありますが、場合によっては2週間以内に出現した症状と捉えられる可能性があります。
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